ダブルス

ダブルスの戦術

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@強い球で打ち抜く

2人でプレーするダブルスは、コートに隙問が少ないので、
強い球で少ない隙間を打ち抜く必要があります。

ダブルスで主役の座につくのは、ドライブやプッシュです。
ダブルスでは、いかにシャトルを浮かせずに攻撃していくか
が最大のポイントです。

Aコンビネーションが大切

バドミントンでは相手の動きやショット読むことが大事です
が、ダブルスでは2人を相手にする分、その「読み」が複雑
になってきます。

また相手だけでなく、自分のパートナーに対する「読み」も
必要になります。力量はどうなのか、どこからどんなショット
を打つのか、どこにポジションをとっているのかなどです。

そしてパートナーが打ったショットに対する返球をがどう
処理するかといったこともシングルスとは違った要素です。

そういった意味で、シングルスは自分の実力がそのまま
出るのに対して、ダブルスでは1+1が2とは限りません。
2.5になる場合もあるし、1.5になってしまう場合もあります。

2人の長所と短所がうまくかみ合って、片方の選手の短
所をもう一方の選手の長所が補っているような組み含わ
せがペアとして大きな力となります。

Bフォーメーション

ダブルスはふたりでプレーするため、フォーメーションと
いうものが必要になってきます。

基本形は、@サイド・バイ・サイド、Aトップ&バック、
Bダイアゴナルの3つです。

プレー中は基本の3タイプから、局面ごとにいろいろと
変化していくわけですが、勝つためにはトップ&バックの
形になるようにすることが大切です。

たとえばこちらがショート・サービスを打ったとします。
それを相手前衛がロブで返してきたと時、相手はサイド・
バイ・サイドの形になります。

相手はサービスをロブで返したことによって攻撃権をこ
ちらに渡したことになるのです。この場合こちらははス
マッシュで打ち返すのがひとつの定石ですから、それに
対してサイド・バイ・サイドで守らざるをえないのです。

反対にこちらはチームはトップ&バックの体勢がとれます。
ダブルスでは常にトップ&バックになれるようにして優位
に立つことが大切です。

C守りから攻撃への展開

守りにはいって、サイド・バイ・サイドでプレーしているとき
には、なんとかトップ&バックになれるようにします。

そのためには、相手にシャトルを上に上げさせることが
必要です。

そのためにはこちらのふたりが、がんばって守備ラインを
押し上げるようにします。サイド・バイ・サイドのラインをな
るべく前にしてレシーブすれば、相手のミスを誘うことにな
るからです。


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